オウンドメディアの運用を始める人必見!本物の担当者が教える運用術まとめ

オウンドメディアの運用をしよう!といざ立ち上がった時に、何から始めれば良いのか、どんなスキルを持った人がいれば良いのか分からず周りの人に聞いたり、ネットで調べたりすること有りますよね?
過去、50社以上のオウンドメディア運用・立上げ支援を行ってきた私でも最初はそうでした…。

そこで、この記事では私の実務経験を元に、運用に必要なその全てを説明します。
是非この記事を参考に、正しいオウンドメディアの運用を行ってもらえればと思います。

どんな人が必要なの?

オウンドメディアを運用する時にまずは、どんな人が必要なのかを記載していきます。オウンドメディアを運用すると言っても1人では中々出来るものではなく、各作業によって求められるスキルや知識が違うので、複数人で運用していくのが基本です。

プランナー(全体統括)

オウンドメディアのプランナー(=全体統括)は、オウンドメディアというプロジェクトを成功に導く人です。
主に戦略策定、実行の指揮を取る人です。

戦略策定では、オウンドメディアの目的(=KGI・KPI)の策定を行い、ゴールに基づいたweb施策の構築を行います。(オウンドメディアの目的の策定については詳しくは「あなたのオウンドメディア、そのKPIで大丈夫?事例から学ぶ目標設計」を御覧下さい。)

また、プランナーと言う役割は、有名所のオウンドメディアでは、編集長の方が担当されることが多いです。ですが、プランナーには、メールマーケティングやMA(マーケティングオートメーションツール)、広告効果測定ツール等と多岐に渡るマーケティングツールを使う為の知識を用いるので、よっぽど優秀な編集長がいない限りは専任で1人付けるのが良いでしょう。

編集長

オウンドメディアの編集長は、メディアのコンセプト設計から企画立案、編集者・ライターの管理、教育・育成を行う人です。
メディアのコンセプト設計では、プランナーが作ったweb施策に沿ってメディアとユーザーのコミュニケーションコンセプトを作り言語化します。そのコンセプトから、メディア名・コンテンツ企画案などを作っていく役割を持ちます。

編集長本人が、様々な業界の方々と精通していると、協力指定頂けるケースが多いため、コンテンツ企画の再現性が高くなり運用がスムーズになります。
オウンドメディアの認知や拡散はこの編集長という役割の方に大きく起因する事も少なくはないです。

編集者(ライターも含む)

この編集者という役割は、主にオウンドメディア運用におけるコンテンツ制作部隊です。
主な役割としては、オウンドメディアの現状の数字(PV,CV等)や目指すべき位置(=ゴール)を元に必要とされるコンテンツ企画案を作成し、実際に執筆・編集・校正校閲・入稿公開等を行います。時には取材やインフルエンサーのアサイン等も調整したり、撮影などを行う多岐に渡るスキルを必要とされる場面も多い役割です。

また、自社内でオウンドメディアを運用する場合、社内に優秀な編集者を雇い、ライターは業務委託やクラウドサービスなどを活用して集めるケースが多いです。記事制作にかける費用は各社違いますが参考までに、平均的な単価感をまとめましたので下図を参考にして下さい。

一見、上図を見ると業者に依頼するよりライターに依頼したほうがコストも下げられるのでよく見えてしまいますが。実際には企画立案をどちらがするのかや、スケジュールの管理・記事の細かい修正依頼は出来るのか等、ライターさんによって異なるので管理するのがとても大変だったりする場合があります。
ですが、社内に優秀な編集業務の出来る人がいる場合は個人のライターさんに依頼しても問題なく運用できるので、自社の体制を加味した上で検討するのが良いでしょう。

また、業者に依頼する場合は、【厳選8社】オウンドメディア運用支援を依頼するなら絶対に見るべき会社を参考にして下さい。

その他、デザイナー・コーダーについて

オウンドメディアの規模には寄りますが、デザイナーやコーダーもWEBメディアを作る以上必須の要員です。

デザイナーは、主にメディアのデザインやコンテンツの画像・バナー・CTAデザインの作成等を中心に動きます。ですが、これまで運用支援させて頂いてきたオウンドメディアのデザイナー担当の方は、本サイト・サービス等を中心の行われている方が多いのも事実です。なので、ほぼほぼ細かい記事のインフォグラフィックス等の画像作成等は、外注するケースが多いです。

また、コーダー/エンジニアの方々も同様、本サイト・サービスを兼務されている方が多いです。
そのようなケースでも自社内でデザイナー/コーダーのリソースを確保できるのはオウンドメディアの運用をしていく上でコスト面や工数面などで、非常に有利なので是非兼務が可能そうであれば自社内で確保するのが良いでしょう。

毎月何本書けばいいの?

この質問は私が今までオウンドメディアの営業・ディレクターをして来た中で最も多かった質問です。
これはハッキリ申し上げるとメディアの目標や、領域によって異なります。

とは言え、参考になる数字ぐらいは欲しいかと思いますので、
過去の経験からどのくらいの本数を更新していけば、1年後にどのくらいのPV(トラフィック)を月間集められるようになるのかを紹介します。(※あくまで参考値程度にしてください。)

毎月10本更新→1年後(50,000PV~100,000PV/月間)
毎月30本更新→1年後(100,000PV~500,000PV/月間)
毎月100本更新→1年後(500,000PV~1,000,000PV/月間)

と言った形ですね。ですが上記は、ほぼSEOで獲得していくイメージを持って頂ければと思います。オウンドメディアを運用していくのには様々な目的が有るかと思われますので、PVを目標とした運用方法になってしまうと本来ながらの目的を見失い、SEO便りの本数勝負になってしまいますので、まずはしっかりと良質なコンテンツを作り自社でどのくらい毎月無理なく作れるかを見定め本数を決めていくのがいでしょう。

毎月の運用の流れは?

これまでの説明で、大体必要な人・本数などについてイメージが出来たかと思いますので、オウンドメディアの毎月の基本的な運用の流れをここでは説明できればと思います。

オウンドメディアは長期で運用していくweb施策なので、毎月の運用が発生します。以下運用のイメージになりますので参考にして下さい。

オウンドメディア運用図
上図のように月次の運用は主に企画立案→制作→校正校閲→公開→振返りといった流れで進めていく事が多いです。

では、上図の各項目を簡単に説明していきます。

企画立案について

企画の立案は、前月の数字状況や、オウンドメディアの目標設計に併せた形で企画を立案します。

例えば検索流入を獲得したい場合はキーワード調査かから抽出したキーワードを元に企画を立案します。(詳しくは【SEO対策】上位表示させる為に必要な、キーワード調査とライティングの方法を御覧下さい。)
SNSでの拡散であれば、インフルエンサーの選定から始まり企画の立案・依頼等の作業が生まれます。

この様に、目的により企画の内容は異なり制作するまでの作業も異なります。
この企画を作成するにあたりプランナー/編集長は非常に重要な役割を担います。それは企画の妥当性・再現性の高さです。いくら企画が面白くてもメディアコンセプトとズレていれば、作る必要がありませ。また、再現性が極端に低い場合は実現されない可能性があるので無駄な工数が発生してしまいます。

なので、プランナー/編集長はしっかりと編集者・ライターをディレクションしないと、この工程はいけません。

制作について

制作では基本的に編集者・ライターが中心とした動きになります。
企画によっては取材や撮影等が必要になる事があるので、カメラマンのアサインや、インタビューイーのアサイン・スケジュール調整などに追われます。この時に編集・ライターの方に意識して貰いたいのは制作している途中で企画の狙いがズレないことです。

記事を作っていると、思わぬ情報が入り「こう書いた方が面白いな!」と思い企画の趣旨からズレてしまうのも珍しい話ではないです。
そのようにならない為にしっかりと企画の狙いや、趣旨を整理した以下の様な運用シートを活用して管理するもの良いでしょう。
コンテンツ管理シートイメージ

運用シートはGoogleのSpreadsheet等を活用すると、運用しやすいでしょう。(※上記サンプルは以下よりダウンロード出来ますので参考程度に活用下さい。)

また、上記は簡易的に書いてあるシートですが、なるべく概要や狙いは詳細に記載し運用していくメンバーの認識がずれないようにすることをお勧めします。

校正校閲について

校正校閲ですが、こちらは表記揺れや日本語のチェックなどを中心に行います。また、情報の整合性などもしっかりと行いましょう。近年では専門家に監修を依頼して監修済みの記事でも情報が間違っている。等の事例も少なくはないです。

そういった場合に、掲載事故が起きては問題なので引用ルールや著作権周り等は社内でしっかりとルールを作り校正校閲は徹底しましょう。

振返りについて

振返りはなるべく定量面・定性面を50:50で振り返られるようにしましょう。
目標数字やKPIについてはGoogleが提供している分析ツールのGoogle AnalyticsやSearch Consoleを使ってデータを収集し目標に沿った数値の分析・課題の抽出をするといいでしょう。
流入数やCV数等をより詳細に見ていくことで、何が足りなかったのか・何が成功したのかが見えてきますのでそれに応じた戦略の引き直し等が出来るとメディアの運用の質は高まります。

また定性面では、コンテンツの反響状況や拡散されやすい企画の分析などを行っていくといいでしょう。
コンテンツの質という点では定量的に計測していくことが難しいので、工数やコストから自社内で妥当だと思う線引を行いその基準値に到達するためのポイント等を共通ルールにし運用していくと質の向上につながっていきます。

まとめ

ここまで読んで頂いて参考になりましたでしょうか?
オウンドメディアの運用は各社企業によって異なるかと思います。ですが、大事なのは運用フローではなくオウンドメディアを絶対に成功させてやる!といった気持ちを持ち合わせたメンバーが集まることです。
オウンドメディアは初期中々PVが獲得できず、かなり辛抱強く運営していかなければいけないWEB施策なので結束が結論は大事なので、この記事を参考に書く役割を担えるメンバーを集めオウンドメディアの運用をしてもらえればと思います。

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